ご相談を拝見していると、年代別に恋愛の傾向が違うのでとても興味深いと思います。
20代、30代の方々は割とドライで、「重くならないように」とお伝えするとすぐ理解して対応してくださいます。
40代くらいになってくると頭では分かっているのに感情が抑えられない…と悩んでいらっしゃる方が増えてきます。
そして50代を超えてくると、「重い」の概念が少し違っていて、自分では気づかず重い言動を繰り返すことがあります。
ですから「重い」と受け取られる言動とはどのようなものなのか、ということを具体的にお伝えしていかないと気づかずタブーを繰り返してしまうのですね。
これは大きな発見でした。
有り難いことに、幅広い年代の方にご相談をいただくからこそ、色々な気づきがあるのだなと感謝しています。
そこで、「重い」とはどのような言動なのか考えてみたのですが、大きく3つポイントがあると思います。
・感情優先
・自分中心
・自分を正当化
という印象を与えてしまう言動を取ると、「重い」と感じるのではと思います。
具体的にお伝えしていきたいと思います。
感情優先の言動とは?
何かをお願いするとき、連絡を取るとき、誘うときなど、物理的な内容よりも先に感情を伝えてしまうケースです。ポジティブな感情なら良いのですが、ネガティブな感情は重い印象を与えてしまいます。
例えばご飯に誘いたい時に
「最近、ちょっとショックなことがあって落ち込んでるんだよね。自分てなんでこうなのかなーって。良かったらご飯でも行かない?」
といった内容があったならどうでしょうか。
ちょっと面倒ですよね。
自分中心の言動とは?
いつも話の中心が自分というケースです。意見を伝えるとき、近況報告をするときなど、相手を気遣う前に自分のことを伝えたくなってしまうケースがあたります。
例えば、ご飯に誘ってみたものの、相手から「最近忙しくて時間が取れそうにない」と返ってきたとき
「私もめちゃ忙しいよ!でも時間は作るものじゃない?忙しいときほど息抜きも大切だと思うんだよね。」
といった内容を送ってしまうのですね。
ご自身のこれまで送ったメッセージを見た時に「私は」「私も」「私って」または「俺は」「俺って」といった内容が多いようなら、ちょっと内容をよく振り返ってみたほうが良いと思います。
自分を正当化する言動とは?
何かミスをしたとき、相手から注意を受けたときなど、言い訳や理由を伝えることを優先してしまうケースです。
例えば、相手が忙しいからしばらく連絡できないと言われたのに連絡をしてしまった。相手から「忙しいって伝えたでしょう」と釘を差されたときなどに、つい
「これは伝えておいたほうが良いと思って。だって前に知りたいって言ってたでしょ。忙しいなら無視してくれて良かったのに」
といった内容を送ってしまうケースです。
まずはごめんね、と自分を振り返る余裕がないと、やはり相手には重いと思われてしまいます。
今回お伝えしたのは極端な例ですが、大なり小なり気づかないうちにこんなことをしてしまっているかも…という方もいらっしゃるかもしれません。
もし今回の内容を読んでいただき、胸が痛んだ方はむしろ問題はないと思っています。なぜなら、今後気をつけることが出来るからです。
ご相談時に一番問題なのは、こうした内容を読んでも自分ごとだと感じられず、自分は違うと思ってしまうケースなのですね。
もし無関係だと思ってしまったなら。素晴らしいか、危険か、どちらかかもしれません…。
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