ご相談を拝見していると、
「自信が持てなくて・・・」
という内容を時々目にします。
あなたは、いかがでしょうか。
自分に対して、自信はありますか?
おそらく、たいていの方は「自信がない」と考えているのではないでしょうか。かくいう私も、自信満々かといえば、そんなことはありません。
ですが、何事も「自信が大切」と何度もお伝えしています。お伝えするたびに「どうすれば自身が持てますか?」と逆に質問をされることも多いです。
もし、あなたもそのように考えているのなら。今日は少し見方を変えてみましょう。
そもそも、自信なんて無くて当たり前、と思ってみましょう。
なぜなら、あなたはまだ「やれること」があると思うからです。
あなたには、あなただけの素敵な魅力があります。そして、こうなりたいという目標もあると思います。それを手に入れるまでは、まだまだやれることが沢山あると思うのです。
そして、まだその途中経過にいるので、自信なんて無くて当たり前だと思うのです。
むしろ、自分の目標を達成したとしても、自信満々で不安はもう無くなるなんてことはありません。誰しも、自信がある時もあれば、無い時もあります。
ただし、とても大切なことがあります。
これをすれば、もっとあなたは魅力的になれる方法です。
それは・・・
心の中の「自信がある、ない」ということに左右されず、なるべく自信があるように振る舞ったほうがいい、ということ。
自信があるとか、ないということは、あなたの心の中にそっととどめておいて、周囲には自信があるように振る舞ったほうが良いです。
なぜでしょうか。少し考えてみてください。
もし、あなたが仲良くしている友達が、いつも自信なさげでオドオドしていたらどうでしょうか。
仮に、あなたよりも明らかにルックスもよく、異性にも人気があるのに「いや、私なんて…」と自信なさげにしていたら。どう思いますか?
あなたがどんなに励ましても「そんなの信じられない」とやはり不安そうにしていたら?
逆に、あなたが何か頼み事をした時に「任せてよ」と言ってくれる友人がいたらどうでしょうか。
「ちょっと難しいけど大丈夫?」とあなたが聞いても「何とかやってみるね。」と言ってくれたら。
あなたなら、どちらと仲良くしたいと思いますか?
前者の方は、おそらく自分にとても素直なのだと思います。心の不安をそのままあなたに伝えているのでしょう。ですが、伝えられた方は、何だか一緒にモヤモヤしてしまいます。
逆に後者の方は、ちょっと強がっていると思います。本当は自信がないかもしれません。ですが、「やってみる。大丈夫」と言ってくれることで、きっとあなたはとても安心できるのではないでしょうか。
そして、そんな頼もしい友人を大切にしたいと思うでしょう。また、何かあった時にはその友人を助けたいと思うでしょう。
このように、自信がある、ない、というのはどうでもいいことなのです。
自信なんてなくて当たり前。
ただ、周囲にどう振る舞うのかで印象が変わります。
私なんて…と卑屈になっていても何もいいことはありません。
「きっと私ならできる!」そう思って進めたほうが、よほど印象もよくなるでしょう。
そして、もう一つ良いことがあります。
それは、「大丈夫、やれる」と言うことで、その言葉をあなたの中で実行しなくちゃ、と思うでしょう。
「できるかどうか分からないけどけどやってみる」という答えは、できてもできなくても良い答えです。
ですが「大丈夫、やれる」という答えは、やるしかありません。やるしかないので、「どうやって実現しようか」と考えます。すると、それが良い方向に作用し、どんどん実現に近づいていくと思うのです。
結局、空元気、空自信でも良いのです。
最終的に、それでうまくいけば、あなたの自信になります。
まずは演じてみましょう。
自信のある自分。
やれる自分。
元気な自分。
笑顔な自分。
演じていくうちに、本当にそれが自分になっていきます。
自信なんてなくても大丈夫です。
あとから必ず、ついてくると思います。
ぜひ、自信満々の“フリ”で突き進んでいきましょう。
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