あなたは、彼(彼女)とお付き合いをスタートしたとき。お互いに夢中で好きで好きで仕方なく、相思相愛の熱い思いで交際がスタートしましたか?
ご相談を拝見していると、
「初めからそんなに好きじゃなかった」
「付き合ってみたけど前の恋人が忘れられない」
といった別れ方をされているケースを目にします。
ご相談者様はたいてい「好きじゃないのになぜ付き合ったのか」と混乱されています。
確かに、好きじゃないなら初めからそう言ってくれたら…と思うかもしれません。
ですが、私はほとんどの場合は相手だってちゃんと好きだったと思う、ということをご返信しています。
なぜなら、単に相手は「思い返してみればそうだったのかも」と思っているだけ、とうことが多いからです。
きっと、初めから好きではなかったような理由で別れていたとしても、お付き合いをしているときは、好きだと思っていた瞬間があるはずです。また、付き合おうと決めた段階で好きになろうと思っていたと思うのです。
おそらく大抵の方が、お付き合いの初めはどちらかが好意を寄せ、それに対して応えようとしてお付き合いが始まることが多いと思います。
最初は好きと言われるから、なんとなくその気になってスタートした、という経験がある方も多いと思うのです。
となると、そこから上に気持ちがいかなかった、ということが一番の原因だと思われます。
それが「初めからそんなに好きじゃなかった」につながっていくのかなと思うのです。
ですから、初めから好きじゃなかったのに付き合うなんて、と思うのは少し違うのです。
そうではなく、そんなに大きな感情はなくとも付き合ってみようと思った。相手にそう思わせたのはあなたの魅力であり、気持ちが伝わったからだと思うのです。
ですから、あなたの恋は「付き合う」という段階では好調だったはずなのです。
問題はその後なのです。
先に書いたように、そこから先に感情が動かなかったことで、続かなかった可能性が高いのです。ということは、自分はもともと好かれないのかな…と思う必要はありません。
そうではなく、お付き合いをするというところまでは持っていけるだけの魅力はあった。その先の付き合い方に問題があった。そう考えて振り返ってみましょう。
おそらく、付き合う前と付き合った後で、相手は何かギャップを感じたのかもしれません。
家庭的な女性だと思って付き合ってみたら、実際はルーズでイメージと違っていたとか。
頼りがいのある男性だと思って付き合ってみたら、実際は優柔不断でイメージと違っていたとか。
初めから好きじゃなかったと思ってしまうと、彼(彼女)とのお付き合い自体が無かったことのような気分になってしまいます。ですが、実際はそうではなく、お付き合いをしたあとの付き合い方だったと視点を変えてみると、これから出来そうなことがたくさん見えてくると思います。
ぜひ前向きに、復縁までの流れを模索していきましょう。
ただし、この「初めからそんなに好きじゃなかった」が、本当にその言葉のまま、というケースもあります。
お試しで付き合ってみた。
合わないと分かった。
お試し期間が終わった。
のようなケースです。
これは本当にその気がなく付き合ってみただけというケースです。
稀ですが、たまにお見かけします。
このケースの特徴は、
・体の関係はなかった
・会う機会も少なかった
・予定外に連絡したり誘うと怒られたり不機嫌になった
・友達に紹介されなかった。または、周囲には恋人はいないと嘘を付いていた。
・付き合ってるよね、という念押しをしても曖昧に返された
などです。
もし、こうした特徴に思い当たる節のある方は、相手の中であなたは付き合った人数にカウントされていないかもしれません。付き合おうかなーと思ったけど、無かったわー。という感覚かもしれません。
この場合は、復縁と言うよりは「好きになってもらう」という方向で考えたほうが良いと思います。
ただ、こうしたケースはあまり多くありません。
大抵の方は前述したように、好きな気持ちはちゃんと存在していたけれど、それが育っていかなかった、という状況だと思います。
可能性もチャンスもまだあると思いますので頑張っていきましょう。
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