仕事、生活が楽しくなるヒント

その我慢、本当に必要なのでしょうか?

あなたは、相手に言いたいことを言わず、我慢していますか?

または、本当は気になるけど聞かないほうが良いなと思って我慢していることはありますか?

ご相談を拝見していると、こんなストレスを溜めていらっしゃるケースをよく目にします。

「彼女がいるかどうか知りたいけど、不躾に聞けない」
「そのような対応をするのはなぜなのか聞きたいが怖い」
「自分のことをどう思っているのか気になるけど、聞いて重いと思われたくない」

などなど。

ですが、実はこれらのご相談をよくよく見ていくと、本当は聞くべきチャンスに聞けていない、というケースも多いです。

例えば、こんなケースがありました。

Tさんは彼に新しい彼女がいるかどうか、とても気になっているとのことでした。ある日、用事があって彼と電話をしていた時、彼がこの前ある場所に出かけたという話をしてくれました。
その場所は、地元では有名なデートスポットでした。
Tさんは、もしかしたら彼には彼女がいるのかな・・・と思いましたが、平静を装って「楽しかった?」など
当たり障りなくやり過ごしました。

そして、ご相談時に
「彼女がいると思うんです。どうやって今後動いていったら良いでしょうか?なぜ、彼は彼女がいることを話してくれないのでしょうか? 聞いたほうが良いと思うんですけど、話してくれないということは、聞かないほうが良いのでしょうか?」
というご質問をくださいました。

あなたなら、どうしますか?

ちょっと考えてみていただきたいのですが、どうする、という話よりも以前に、大切なことがあるのです。

それは、
「その場で彼に聞けば良かった」
ということです。

実は、このように遠慮してしまい、肝心なことを聞けずにあとで「どうしよう、どうしよう?」となっているケースが案外多いです。

例えばこのTさんのケースで言うなら、もし彼が、自分に彼女がいることを知られたくないと思うのなら、わざわざデートスポットに行ったという話をしないでしょう。

気にせず彼は、デートスポットに行った話をしています。ということは、考えられる可能性は2つ。

1.全く彼女などとは無関係で、たまたま行っただけなので気にせず話題にした。
2.彼女がいるという話のきっかけにしようと思った。

たいていはこのどちらかのパターンになることが多いです。

ダイレクトに自分から「彼女がさ~」なんて話をするタイプなら良いですが、自分から進んで話さないという方も多いと思います。

ということは、「突っ込んでくれたほうが助かる」というパターンが多いのです。

ですが、肝心のあなたが遠慮して突っ込めない。だから真実が分からない。相手が話してくれないのではなく、聞かないから話さないだけという可能性も十分にあります。

ということは、このTさんの解決策としては、せっかく彼が「彼女いるの?」という質問をしやすい話題を振ってくれたのですから、それに便乗してエイっと聞いてしまうことだった、というわけです。終わってしまったことなので、次回チャンスが有ればぜひ聞いてみてください。

聞けなかったので、後で困ってしまって悶々としている、「聞けない・・・」とガマンをしてしまう、ということになります。

関係を持つ理由を聞くケースも同じです。関係を持った時に、エイっと「相性が良いから?」と聞いてしまえば良いだけなのです。ですが、それを聞くことができないまま、悶々と

「都合よく使われている・・・」
「聞かないほうが良いのかな・・・」

と我慢をするはめになってしまいます。

不躾になんでもかんでも聞けば良い、という話ではありません。やはり、その質問をするに相応しいタイミングがあると思うからです。

ですが、そのタイミングを逃してしまい、あとで聞けずにググっと我慢しなくてはならない、という状況に陥ってしまうケースがとても多いのです。

また、後で思い立って「やっぱり聞きたいのですが」というご相談をいただくこともあります。

お気持ちは分かりますが、タイミングは重要です。

忘れた頃にひょっこり聞こうとすると、それだけ話題に重みが出てしまいます。その場でサクっと聞けば済んだものが、とても大きな話題になってしまうのです。

すると、あなたがそのことを気にしているということも相手に大々的に伝わってしまうことになるでしょう。

そんなに我慢する必要はありません。
そんなに遠慮する必要もありません。

気になることは、そのタイミングで聞いてみたほうが後々あなたが楽になると思います。

どうぞ、遠慮し過ぎること無く、サラっと彼に聞いてみてください。きっと相手も気にせず答えてくれると思いますよ。

同じ勇気を出すなら、その場で聞いたほうがラクです。後から聞こうとするほうが、よほど勇気が要ります。

頑張ってみましょう!


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